Jamboree on the air 2001
2001年10月20〜21日、Wicklow Town の Scout Hall で行われた「Jamboree on the air」に、South Dublin Radio Club のメンバーとしてお手伝いに行ってきました。

Scout Hall は、街の中の、いわば長屋の一部。川沿いの建物です。
ホールの2階の窓から見た Vartry River。
今回のために上げられた、HF用のウィンドムアンテナ。なんと長い側が川の向こう岸まで張られている。飛びそう。
CB用のGP。これは常設か?(笑)
クラブ局は、免許人の管理下なら、免許の無い人でも運用可(日本ではダメ)。
交信相手も、免許の無いスカウトだったりします。交信内容は、かなりグチャグチャ(笑)。
来客にもマイクを持たせて、ガンガンやっちゃいます(笑)。
それでも、だんだん慣れてきて、交信が楽しくなる子もいます。中には自分からきちんとコールサインを言う子も。
CQ11m!? 実は10m用トランシーバー。でもスイッチひとつで11mにも(笑)。11mでもCBコールサインでCQ JOTAやってました。オペレータは EI7FNB Markさん(たぶんCBerでもある)。
10/11m用トランシーバ(キケン)のアップ。メーカーは Cobra。パワー計によると、ほんの数ワットしか出ていなかった模様...
ホール1階のいちばん広い部屋の正面。土日泊りがけの行事を行なうこともあるのか、正面には十字架が。日曜朝の礼拝用でしょう。お国柄です。

ガールスカウトの子の中には、調子に乗ってダブリンの2mのレピータで友達の電話番号を言っちゃったり、モーたーいへんな状態になっちゃって、さすがに「ドクターストップ」がかかることもありましたが、微弱トランシーバで遊び出す子とか、とりあえず興味を持ってもらうには十分な行事だったのではないかと思います。

免許の無い人に、それもまるっきり素人オペレーションをアマチュアバンドでさせることについては、日本ではかなり反感が出そうですが、これは世界的な行事でもあり、これからのアマチュア界を担う(?)子どもたちには必要なのではないかと感じました。例えば日本では、現状では社団局のメリットはほとんどありませんが(デメリットのほうが大きい?)、免許人の管理の下に無資格者のオペレートを時限的に認めるなどの特権が与えられてもよいように思いますが、いかがでしょう?

レポーター:たら/Kohei EI8JC/JR0BAQ
copyright © 2001 Kohei Nishiyama


South Dublin Radio Club のサイトの「Photo Album」にも、今回のJOTAのレポートがありますので、ご覧ください。


いろいろリンク。

財団法人日本ボーイスカウト連盟
↑の中のJOTA情報
ARRLのサイトの中のJOTA情報
World Scouting
Wicklow.ie
Wicklowtoday.com
Irish Radio Transmitters Society
South Dublin Radio Club
Irish Callbook